キモチ ヲ アラウ
一昨日の " 臨時祝日 " は妻とふたり、
久々にちょっとだけ遠出。
奈良 生駒の自宅からクルマで
高速道路を乗り継いで約2時間。
滋賀は米原まで足を延ばしてみた。
元々の天気予報は雨だったが、
晴れ男の実力発揮(笑)
とても気持ちのいい天気のなか、
この日一番の目的は、
" 水 " に触れる事。
海の情景も大好きだけど、
より惹かれるのは
川や湖 ..
そんな淡水好きの自分が、以前から一度行ってみたかった 米原市醒井(さめがい)の地蔵川。
ずっと前にテレビかなんかで見て以来 是非訪れたいと思っていた場所。
最近行ってきたという 知り合いのLINE投稿に触発されてしまった。
居醒(いさめ)の清水という湧き水を水源とした
とても澄んだきれいな小さな川。
醒井宿(さめがいしゅく)と呼ばれる昔の宿場、民家の間を流れている。
そして、そこには、梅花藻という水草が川全体に生育していて 5月中旬から8月下旬には梅の花に似た小さな花を咲かせる。
冷涼で流れのある清流でないと育たないのだそうだ。
旬は過ぎてしまっているが、僅かながら まだその花が可愛く残ってくれていた。
湧き水が出ているすぐ近くにある 加茂神社。
そんなに大きいわけではないがしっかりとした趣がある。
綺麗な水が流れ出している川の側にあるだけあって、
水の神様である龍神様がおられるのであろう。
ここのところ、妻が龍神さんにハマっていて、纏わる神社などを自分も一緒に巡るようになってきた。
今回はそれで訪れた訳ではないが、
" 澄んだ水 " という事で、どうしても龍神さんを想ってしまう。
水 ...
地球の約7割が水。
人間も、その半分以上が水でできている。
今さら自分が云うまでもなく、
大層な話になってはしまうけれど ...
澄んだ湧き水
小さくとも、そこに力強く生きる水中花
見守る神様
水と命 ...
風 ...
それらに触れて、
心が洗われる
という言い方をすると、
なんだか少し後ろめたいところもあるので
" 気持ちが洗われる "
とでもいうか
癒されると同時に
澱んだ気持ちが生まれ変わって
目 " 醒 " めるような ..
そんな貴重な感覚を得た
とても素敵な休日だった。