ドウソウセイ
昨秋11月、中学校時代の同窓会があった。
ここ何回か約2年に1度のペースで集まっている。
1学年3クラス。
田舎の学校。
ほぼお互い知らないヤツはいない。
全員でも約100名。
集まるのはその3分の1程度で、最近の出席者はほとんどが女子だが。
自分としては、深かったヤツらとは疎遠になりそいつらの出席は無いが、それでもなんか毎回顔を出している。
そんななか、今回、初めて幹事を経験した。
そして、その日からはだいぶ時間は経ったのだが、昨日、その"2度目"の打ち上げ? が実施された。
1度目は3月に試みたのだが、あまりに集まりが悪かったので昨夜の運びとなった。
参加メンバーは11月の幹事と次回幹事、プラスアルファという設定。
結局参加者11名。同窓会のさらに3分の1。
そういう意味では、2度目はかなりの集まりであった。
男子も4名参加と健闘(笑)
楽しい夜を過ごした。
同窓会の幹事は基本 持ち回りで、その回の幹事が次回を指名したりクジを引いたりなどで決める。
同じヒトが連続は無しなので、前回、そろそろ来るかなとは思っていたのだが、案の定、仰せつかった。
幹事というものは大抵、ほとんどのみんながあまりやりたがるものではないだろう。
なかにはそういう事に長けてるヤツの例外はあるにしても。
自分にしてみても、もちろん、率先してやろうというものではない。
でも、そろそろというのと、集まっても30名程度、大層な企画をする訳ではないので「ま、しゃ〜ないか」と気楽な感じで引き受けた。
メンバーは他に女子2人。
もう1人オトコがいたのだが、仕事が忙しく予定が合わず実質3人で執り行った。
結果、
やってとてもよかったと思った。
女子2名の動きとレスポンスがすごくよく、うまく役割分担もでき、一緒にやっていて気持ちがよかった。
当然、2人の事はよく知ってはいたが、こんなパターンで1つの事を協力し合ってやったという事はおそらくなく、なんか違う一面を見たような気がした。38年目で(笑)
あ、もちろん今までが悪い印象だったという訳ではまったくないです。念のためm(_ _)m
なんか、お互い歳もとった...あ、いや、オトナになったというか。
仕事なんかではもっぱら、コンセンサスやコミュニケーションが取れないとか、話が通じないとか、そんな人間関係ばかりの毎日なので、
ちょっと楽しかった。
それと今回、とても悲しい話ではあるが、幹事女子の1人からある同窓生女子の死を知らされた。
病死だった。
自分とは深くはなかったが、もちろんよく知っている。
仲が良かったみたいで、またいろいろ背景もあったみたいで、ショックが大きく、
『みんなもう若くないし、会えるときに会わないと。』
『だから、同窓会も最低2年に1回のペースを守りたい。』
『大層な事をしなくても、会って話す、食べて飲む、それだけでいいから』
そういう思いもそこには一緒にあった。
自分も大学時代の仲の良かった友達、知り合いを3人も失っているので、強く気持ちが伝わってきた。
そんな事で今回の同窓会のコンセプトが決まった。
幹事の内々だけの気持ちみたいなものだけど。
キッカケ
会うキッカケ
同窓会はそのキッカケでいい
大層な企画なんかしなくても
そして、それを続ける
無理なく
でも、最低2年に1回くらいのペースで
なによりも会うという事が大切
今回の自分がそうであった様に、旧友たちの新しい一面を見る事ができたり、当時あまり話せなかった者と話ができたり、仲の良かった者同士再び親交を深め合ったり、また、この打ち上げのように、同窓会規模でなくても、たまに飲み会ができるようになったり。
そんなキッカケになればいい。
そして、そのために、今後続けていくために、最もキーになる事がある。
幹事の、特に気持ち的な部分での負担を軽減させて誰でも極力気楽にできるようになれたらいいなという事。
幹事に任せて他の者は知らないというのではなくて。
実際、今回、幹事以外のひとにも助けてもらった。
だから、幹事経験者と理解ある者たちがいつでもフォロー、バックアップしていく。
みんなで進めていく...みたいな。
そんな話で気持ちが重なった。
せっかくできたキッカケである。
みんな無理をせず、気楽に続けていきたいものだ。
ここに来て、自分にとって、引き続き関わっていきたいと思えるものがまたひとつ増えた。